XperiaにはPC Companionというソフトが付属していて、これを使うとWindows上からXperiaの管理を行える。
ためしに使ってみたのだが、昔のガラパゴスケータイ用ツールよりも格段に使いやすい。
なんといっても、一度ペアリングしたXperiaは、Wi-Fi経由でメモリカードをマウントできるのが便利だ。
XperiaがNASになったかのように、SDカードの中身をPCから自由に操作できる。
ペアリングの際だけはUSBでPCと接続が必要だが、一度設定してしまえば、あとはPC Companionを立ち上げて、Xperia側の
設定→Sony Ericsson→接続設定
で接続先のPCを選択すればOK。
Xperiaは「ポータブルデバイス」として認識され、デバイスを開くとSDカードにアクセスできる。
なお、ペアリングの後でXperiaをPCから検出させ、接続するプロセスがあるのだが、ここで少々ひっかかった。
まず、WindowsでFirewallが動いていると問題が出るようだ。
最初の接続のときだけは、Firewallを無効にしておくほうがよい。
次に、XperiaはWiFiに接続して正しくIPアドレスを取得した状態でなければならない。
私の場合、最初はうまくDHCPでアドレスを取れていなかったようで、ペアリングの後の接続に失敗していた。
しかし、とにかく1度接続できてしまえば非常に快適で、PCから操作する場合に限っては、Android上で動作するPCとの接続ツールは全く不要と思える。
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