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MVNOユーザのための米国プリペイド携帯GoPhoneの使い方

2013/07/16(Tue)00:31


普段、私はスマホを安く運用するためにMVNO回線で使っている。
(スマホはXperia ray、回線はInfoSphere Mobile)

これとは別にガラケー(F905i)もタイプSSバリュー+iモード+パケホダブルで使っていて、通話とiモードメールはこちらを使っている。
スマホはWeb閲覧やGMail、地図などインターネット系専用だ。


だが、先月米国に出張する機会があり、はたと困った。

ガラケーはドコモのWorld Wingでローミングできるので、通話については問題ない。
しかし、スマホはMVNO回線なので、海外ローミングは使えない。


ガラケーのSIMを一時的にスマホに差し替えれば、海外でスマホを利用できる。
一応パケ・ホーダイ・ダブルに加入しているので、海外でのパケット代は「海外パケ・ホーダイ」のおかげで1日最大2980円に抑えられる。

しかし、今回は米国に3泊4日の行程なので、4日間で12,000円弱の出費になる。
(海外パケホーダイは、ブラウザでも使おうものなら、あっという間に利用料上限に到達する料金設定がされている。)


そこで、代わりに現地でプリペイドSIMを試しに利用してみた。
使ったのはAT&TのGoPhoneというサービス。


GoPhoneのSIMは、1500円程度でAmazonのマーケットプレイスで入手した。
このSIMは通話料は全くチャージされていない、単なるSIMだ。
現地ならタダで配られているらしいが、事前にできる準備は渡米前に済ませておきたい。




ただし、自分のスマホがAT&Tの周波数に対応しているかチェックが必要だ。
こちらにあるように、3Gなら1900MHzと850MHzの少なくとも一方に対応している必要がある。

アメリカより » アメリカの携帯電話会社と通信方式・周波数

対応状況はドコモの携帯の場合はWORLD WINGのページで調べられる。
私のXperiaは両方に対応していた。

WORLD WINGとは| サービス・機能 | NTTドコモ


さて、ドコモの携帯にGoPhoneのSIMを挿すには、携帯をSIMアンロックしておかなければならない。
この作業は、3,150円でドコモショップで行ってくれる。


rootを取得していればSIMアンロックできるようなツールも出回っているが、無料のものは無いようだし、失敗のリスクを考えればドコモショップでやってもらうほうが良いと思う。

作業自体は、スマホに他社SIMを挿したときに、パスコードを入力するように要求されるので、ドコモショップの店員がそこに16桁の数字を入れるだけだ。
数字は端末ごとに異なり、おそらくIMEI番号から計算するようになっている。

なお、私の場合は、このパスコードを担当のお姉さんが教えてくれた。
まれに、アンロックした端末に現地でSIMを挿したら、再びパスコードを入力するように要求されたというクレームがあるので、そのような場合に備えてということだった。
もちろんパスコードは私の端末専用で、他の端末では無効だ。


これでGoPhoneのSIMをSO-03Cに入れて起動できるようになったが、GoPhoneのサービスを利用するには、このあと「アクティベーション」と「入金(ReFillとかトップアップと呼ぶようだ)」が必要になる。


アクティベーションとは、端末のIMEI番号とSIMの番号を紐づける操作で、これによりSIMはその端末以外では利用できなくなるらしい。
また、入金は自分のGoPhoneアカウントに予算をチャージ(プリペイド)する操作で、月額基本料や通話料はその口座から引き落とされる。

国内で行えるのは、アクティベーションの初期段階までで、残りは端末に送られてくるSMSを参照する必要があるので、米国内(AT&Tのサービスエリア内)で行う必要がある。


アクティベーション操作はこちらに詳しく書かれている。

アメリカより » AT&T GoPhone/プリペイドSIMをSIMフリー携帯等で使う場合のアクティベーションの方法


GoPhoneのWebサイトで、SIMのID番号と端末のIMEI番号を登録することで、SIMがアクティベートされ、暫定パスコード(4桁の数字)が付与される。
この数字はGoPhoneのサイトへログインするために必要になる。

料金プランは、インターネット接続が主目的なので、別売りの「Data Package」を購入することを前提に、月額$25のプランを選択した。


なお、この当時は、$25のプランで$5/50MBと$15/200MBという2種類のData Packageを購入できたのだが、現在は$5/50MBしか購入できなくなってしまった。
そのかわり、$40のプランがデータ通信を200MBまで無料で使えるので、$25のプラン+$15のData Package相当ということになる。

アメリカより » AT&T GoPhone新プラン料金、発表:2013年6月21日より有効


目安としては、50MBなら普通に使うだけなら1日は何とかなるだろう。
一週間滞在するなら200MBが良いと思う。
私は通常、1ヶ月で600MB〜700MBを使っている。


GoPhoneの口座への入金だが、入金しなくても、とりあえずこの段階でスマホはAT&Tからのテキストメッセージが受信できるようになっている。
このメッセージ受信を使って、渡米後に残りの手続きを行うことになる。



というわけで、
~~~~~~~~~~~~~渡米~~~~~~~~~~~~~~~~~



渡米後にホテルのWiFiなどで、PC等からGoPhoneのアカウントに暫定パスコードでログインすると、テキストメッセージがスマホに送られてきて、新たに専用のパスコードを入手できる。

そして、GoPhoneアカウントに住所その他の個人情報を入力するのだが、ここでWindowsXPパソコンでどうしてもうまくいかなかったのが、住所入力だ。

アメリカより » AT&T GoPhone/プリペイドSIMをSIMフリー携帯等で使う場合のアクティベーションの方法
Personal Profile入力・編集で、州・国のプルダウンメニューで州名・国名(アメリカだけ)が選択できない場合は、一旦ブラウザーを閉じて、「コントロールパネル⇒時計・言語および地域⇒地域と言語⇒形式(Format)」を、「English(US-United Statesと、その領地・ローミング可能国のみ)」に設定変更した後、再度ブラウザーを立ち上げ直し、GoPhoneアカウント管理サイトにログインし直してみてください。

それでも選択不可能の場合は、GoPhoneログイン画面の電話番号・PINを入力する画面で、電話番号・PIN入力欄の下の「Pay As You Go en Espanol(スペイン語でログイン)」をクリックし、スペイン語画面に変わったら、電話番号・PINを入力してログイン(Ingresar)し、Personal Profile(Perfil Personal)を入力・修正(Moficicar)します。
住所の入力が終わったら、ログアウト(Salir)して、英語でログインし直し(Pay As You Go in English)した方が解り易いでしょう。

上記に書かれている通り、Windowsの設定を変えてみたのだが、状況は変わらず、結局iPod touchの言語設定を英語にして、iPod touchのブラウザを使用することでようやく入力が完了した。


あとは入金だが、日本のクレジットカードで試してみたのだが、途中で「米国内で個人口座を持っている銀行」の情報を入力しなければならない(信用調査か何かのため?)ために中断した。

どうやら日本のクレジットカードが使うのは難しそうだとあきらめ、セブンイレブンで売っているReFillカードを使うか、AT&Tのショップへ行って入金することにした。


今回は、滞在したホテルの近くにAT&Tのショップがあったので、まずそこで入金してみた。
係のお姉さんが「アクティベートは済んでいますか」と確認し、済んでいると答えると、キオスク端末のところへ連れて行かれた。
そこで携帯の電話番号や利用しているプラン、入金する額などを入力し、紙幣を投入して入金する。


もう一つの入金方法の、セブンイレブンで売られているReFillカードもそのあと試してみた。

セブンイレブンに行くと、この記事の最初に載せた写真のようなカードが売られている。
これをレジへ持っていって、たとえば「15ドル入金したい」というと、レジの店員がカードのIDを読み取ってそのIDにチャージしてくれる。

支払いをしてホテルへ戻り、カード裏面のスクラッチ部分をこすると、このカードのIDが出てくる。
WebのGoPhoneアカウントにログインし、そのIDを入力すると、先ほどチャージした額が自分のアカウントに入金される。


これで、自分のアカウントにある程度の金額を入金したら、あとはそこから月額料金支払いとData Package購入を行えば、30日間携帯が利用できるようになる。


なお、データ通信はスマホにAT&TのAPNの設定が必要だ。
設定はこちらに書かれている。

アメリカより » AT&T GoPhone/プリペイドSIMをSIMフリー携帯等で使う場合のアクティベーションの方法

最近はGoPhoneもLTEに対応しているそうで、それに伴いAPNが変更?になった模様。

アメリカより » AT&TプリペイドGoPhone SIMの新APN


ここまでで、トータルでいくらかかるかというと、

SIM購入+SIMアンロック=約5,000円
GoPhone料金=$40=約4,000円

で、合計9,000円。
もちろん、SIMアンロックの手数料は次回からは不要だ。

手間を考えると、3日までの滞在なら海外パケホーダイを使うほうが良さそうだが、米国内の通話はGoPhoneのほうが安いので、米国内の通話が多い場合には、お得となる場合もあるだろう。

自分としては、ドコモのローミングサービス以外の通信手段が確保できたので、安心感があって良かったと思う。
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