携帯電話の画面を写真に取ろうとすると、なかなか苦労する。
特に、動画の撮影は、後で述べるような条件を満たしていないと、きれいに撮れない。
ところが、最近購入したロジクールのQCAM-130Xが携帯画面の撮影になかなか向いていることを発見したので、その話を書く。
まあ、携帯の画面をきちんと撮影したい人なんて、あまり居ないかもしれないが、半分は自分のためのメモでもある。
さて、携帯の画面を撮影するカメラは、以下のような条件を満たすことが望ましい。
1.マクロ撮影
画面いっぱいに携帯の画面を映すには、数cmまで近寄れることが必要だ。
2.マニュアルフォーカス
暗い場所で、くるくる変わる画面にピントをキチンと合わせるのは、デジカメのオートフォーカスでもなかなか難しい。手動でピントを調節できるのが良い。
3.マニュアル露出、マニュアルホワイトバランス
画面が変わるたびに自動で露出調整が行われると、特に動画の場合、見苦しくなる。
ホワイトバランスについても同じ。
したがって露出もホワイトバランスも、マニュアル調節できるほうが良い。
QCAM-130Xは、これらすべて付属のユーティリティで設定可能だ。
もちろん、QCAM-130X以外でも、ロジクール製品なら同じような調節ができるカメラはありそうだが、QCAM-130Xは安い割に画質自体も良いのでお勧め。
下図は、私がF905iの画面撮影用に調節したパラメータ設定例。
できるだけ、実物と色味が似るようにしたつもり。
こっちは撮影例。
ちょっと色が濃すぎたかな…。あと、周辺部分はやや減光しているが、まあ仕方ないでしょう。
動画も載せたいところだが、それはまた今度。
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