素晴らしいツールが公開された。
YouTubeのFLV形式のビデオを、たちどころに3gp形式に変換できるツールだ。
現在、
vixy.netからベータ版(3月まで利用可)がダウンロードできる。
vixy.netでは以前からオンライン版のYouTube→3gp(その他、mp4、avi形式なども可能)変換サービスを提供していた。
今回のツールは、同様の機能をPCのアプリとして実現したものだ。
vixyの特徴は、
再エンコードを行わないというところだ。
YouTubeの映像コーデックは「H.263」(正確にはSorenson)が使われている。
このコーデックは3GPでもサポートされているので、条件が合えば再生できる。
そこで、vixyではFLVからエンコード済みの映像を取り出し、ファイル形式のみを3gpやaviに変換するという処理をやってのける。
処理はエンコード無しなので、むちゃくちゃ早い。たいてい数秒で終わる。
ただし、作成したファイルを再生するには条件がある。
YouTubeの解像度はQVGA(320x240)なので、この解像度を再生できる必要がある。
この点、905iシリーズは無問題のはずだ。
F905iでは問題なく再生できた。
ただし公式には、iモーションの画像サイズはQCIF(176x144)だ。
なので、残念ながらどの携帯でも再生できるというわけには行かない。
使い方はこれ以上ないほど簡単。
アプリケーションを起動すると、YouTubeのURLを入力するウインドウが現れる。
上部の入力エリアに、変換したいYouTubeの映像のURLを入力。
そして、中央のドロップダウンメニューからファイル形式「3GP for mobile」を選択。
さらにその右の「choose output folder」をクリックし、出力先のフォルダを選択。
あとはStartボタンをクリックするだけ。変換は、あっという間に終わる。
出来上がったファイルを携帯に転送して視聴しよう。
なお、補足しておくと、ニコニコ動画からの変換は期待しないほうが良い。
ニコニコ動画は、同じFLVでも別のコーデック(VP6)を使っている。
これは携帯電話では再生できないので、ファイルコンバートでは対応できず、再エンコードが必要になる。
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